研究課題
基盤研究(C)
リンパ腫発症モデルマウスにTFLを欠失させると、死亡時期が早まる。このマウスの骨髄には特殊な細胞集団が存在し、TFLを欠損させることである分子が異常に増加していることが分かった。リンパ腫において当該分子を含む免疫異常が早期死亡につながる可能性が考えられる。TFLの欠損はリンパ腫患者の約2割でも認められ、予後の悪いリンパ腫症例の半数にTFLの低下が認められることから、当該分子がいかにBリンパ腫の進展にかかわっているのかを今後明らかにしたい。さらにTFLの免疫染色での患者標本の検討も行いTFLの欠損と標的分子の有無がリンパ腫の予後にかかわる可能性を検討中である。
すべて 2014 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 備考 (2件)
Inflammation & Cell Signaling
巻: 1: e244 ページ: 1-7
10.14800/ics.244
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http://www.med.kobe-u.ac.jp/im3/rinsyo/ketueki/research2.html