研究課題
基盤研究(C)
全身性エリテマトーデス( SLE)患者は多彩な症状を呈するが、そのなかでもneuropsychiatric SLE(NPSLE)は診断や治療に苦慮する。特にその神経症状が真にSLEによるものであるのか、その確定診断に有用なマーカーが乏しい。われわれは比較的容易に検出できる髄液(CSF)中の自己抗体とサイトカインとの関連を調べ、さらに血液脳関門(BBB)の透過性の影響を明確にした。結果、抗NR2抗体はBBBの透過性亢進によりCSF-IL-6濃度が高くなることが明確となった。またCSF-抗U1RNP抗体が抗NR2抗体存在下でIL-6をさらに上昇させる現象を新たに見いだした。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 5件) 図書 (1件) 備考 (2件)
PLoS One
巻: 10 号: 12 ページ: e0144952-e0144952
10.1371/journal.pone.0144952
120005763405
巻: 10
120005595898
Allergology International
巻: 63 号: 4 ページ: 515-522
10.2332/allergolint.14-RAI-0801
130004705231
Lupus
巻: 23 号: 7 ページ: 635-642
10.1177/0961203314522337
120005458289
Journal of immunology
巻: 192 号: 3 ページ: 979-984
10.4049/jimmunol.1301685
巻: 23 号: 4 ページ: 386-394
10.1177/0961203314523870
http://www.racenter.kuhp.kyoto-u.ac.jp/