研究課題/領域番号 |
25461512
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 岡山学院大学 (2015-2016) 岡山大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
狩山 玲子 岡山学院大学, 人間生活学部, 准教授 (40112148)
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研究分担者 |
村上 圭史 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 助教 (10335804)
和田 耕一郎 岡山大学, 大学病院, 講師 (20423337)
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連携研究者 |
公文 裕巳 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 特命教授 (30144760)
菅 裕明 東京大学, 理学系研究科, 教授 (00361668)
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研究協力者 |
堀 賢司
光畑 律子
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 難治性感染症 / 緑膿菌 / 治療 / クオラムセンシング阻害剤 / オートインデューサーアナログ / 抗菌薬抵抗性 / リード化合物 / リアルタイムイメージング |
研究成果の概要 |
多剤耐性菌に対する新規治療法の開発は喫緊の課題となっている。そこで、新規化合物である緑膿菌クオラムセンシングのオートインデューサーアナログの効果について、先進的実験方法を用いて検討を行い、その作用機序の解析を行った。その結果、このアナログは抗菌薬と併用することにより抗菌薬の殺菌作用を増強する効果があることを見出した。また、この作用機序は、クオラムセンシング抑制効果ではなく、ストレス応答に重要なrpoS遺伝子の発現を抑制し、抗菌薬抵抗性を低下させているためであることが明らかとなった。本研究で用いたアナログは、新たな感染症治療法の開発につながるリード化合物になることが期待される。
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