研究課題/領域番号 |
25461522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
水野 泰孝 東京医科大学, 医学部, 准教授 (80287292)
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研究分担者 |
松本 哲哉 東京医科大学, 医学部, 教授 (10256688)
山口 哲央 東京医科大学, 医学部, 兼任助教 (10408239)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 輸入感染症 / 薬剤耐性菌 / 渡航関連感染症 / 医療関連感染対策 / サーベイランス / 多剤耐性菌 / 国際情報交換 / シンガポール / インド / 南東アジア |
研究成果の概要 |
日本人海外渡航者を対象に渡航前と渡航後で糞便を採取して薬剤耐性菌の検出状況を調査した。対象者の約半数から薬剤耐性菌の一種であるESBL産生菌(extended-spectrum β-lactamase-producing Enterobacteriaceae)が検出されたが、感染者は全て保菌状態であった。海外長期滞在により、多剤耐性菌の獲得リスクが高まることが証明され、特に南アジアを中心とした開発途上国では顕著に認められた。多剤耐性菌は医療関連感染対策として重要であるだけではなく、輸入感染症としての認識も必要であり、特にリスクの高い地域からの帰国者に対しては感染対策上の注意が必要である。
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