研究課題
基盤研究(C)
原因不明の潜因性ウエスト症候群は小奇形を伴う症例が多く、全例弧発例であることに着目した。患者に存在し、罹患していない両親には存在しないde novoのコピー数異常(CNV)領域の有無を、CGHマイクロアレイ法で解析した結果、18例中2例に、ウエスト症候群の原因として考えられるde novoのCNV(Del19p13.2, Dup Xq27.2q28)を認めた。CNVを認めないトリオ検体14例における次世代シーケンサーを用いたエクソーム解析では、てんかん性脳症の既知の原因遺伝子(SLC35A2, ALG13)異常の他、新規の候補遺伝子(NRsF1, BRWD3, CACNA2D1)を検出した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件)
Hum Genet.
巻: 134 号: 6 ページ: 649-658
10.1007/s00439-015-1553-6
小児科臨床
巻: 67 ページ: 1047-1050