研究課題/領域番号 |
25461545
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
毛利 育子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 准教授 (70399351)
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研究分担者 |
谷池 雅子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 教授 (30263289)
下野 九理子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 講師 (60403185)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ミクログリア / 自閉症 / 神経発達 / 神経炎症 / プロスタグランジンD2 / 幼若脳 / 神経病理 / プロスタグランジンD合成酵素 / シナプス |
研究成果の概要 |
米国Autism Tissue Programから自閉症およびコントロールの剖検脳組織の供与を受け免疫染色を行った。自閉症脳ではミクログリアが増加している事および、それらのミクログリアは造血器型プロスタグランジンD合成酵素(HPGDS)陽性であることを見いだした。脳組織より抽出したmRNAを用いて定量的RT-PCRを行い、自閉症脳ではHPGDS, IL-6, TGF-beta1が有意に増加していることを確認した。これらの所見は自閉症で異常が示唆されている前頭葉で認められたが、後頭葉では認められなかった。さらに、培養神経細胞においてPGD2刺激により樹状突起数が増加することをみいだした。
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