研究課題
基盤研究(C)
本研究では新生児仮死における脳代謝病態を修飾する一因子として、嫌気解糖の第1段階に関与する酵素である脳型ホスホリラーゼ遺伝子多型について検討した。対象は同程度の新生児仮死を経験しその後の発達が正常な群と、神経学的後遺症を残した群を用いた。その結果予後不良群では脳型ホスホリラーゼ遺伝子のエクソン12と14にみられる遺伝子多型に有意な差を認めた。この遺伝子多型を用いることで新生児仮死に暴露された児の神経学的予後を推定できるバイオマーカーとして今後確立できるか、さらには早期治療、療育への重要なエビデンスとなりうるかの検証が必要である。
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