研究課題
基盤研究(C)
掌蹠膿疱症の病態にエクリン汗腺が関与しているという事実を基に、病変部の水疱内容中に病態に関与すると思われる物資の同定を試みた。この結果、病変部水疱内に含有されるhCAP18/LL37がその後に引き続き生じる手掌足底部の炎症性病変の形成に寄与することがqRT-PCRを用いた炎症性サイトカインの発現様式の検討により明らかとなった。このことから本疾患が単なる水疱膿疱形成性病変ではなく、自然免疫系抗菌ペプチドの発現異常が関与する病態であることが明らかとなった。
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アレルギー・免疫
巻: 22 ページ: 63-68
PLoS One.
巻: 9 号: 10 ページ: 304-311
10.1371/journal.pone.0110677