研究課題/領域番号 |
25461693
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
千貫 祐子 島根大学, 医学部, 講師 (00294380)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 獣肉アレルギー / マダニ咬傷 / 好塩基球 / CD203c発現定量 / α-Gal / 好塩基球活性化マーカーCD203c / 牛肉アレルギー / α-gal / マダニ / 血液型 / 糖鎖 / 好塩基球活性化試験 / カレイ魚卵 / セツキシマブ |
研究成果の概要 |
本邦における獣肉アレルギーの主要な原因抗原エピトープは糖鎖galactose-α-1, 3-galactose(α-Gal)である。我々は、獣肉アレルギー患者について好塩基球活性化試験CD203c発現定量を行ったところ、アレルゲンを添加していない時でもCD203cが高発現していることを突き止めた。獣肉アレルギーの発症機序を解明する目的で、日本紅斑熱の媒介優勢種であるフタトゲチマダニの唾液腺を解析したところ、α-Galの存在を証明した。このことから、マダニ咬傷によって、マダニ唾液腺中のα-Gal含有蛋白質に対するIgE抗体が産生されて感作が成立し、好塩基球の持続活性化が生じることが示唆された。
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