研究課題/領域番号 |
25461698
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
高石 樹朗 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (10303223)
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研究分担者 |
寺石 美香 高知大学, 医学部付属病院, 特任助教 (40437736)
中島 英貴 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (70314995)
佐野 栄紀 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (80273621)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | がん制御 / 間葉ー上皮移行 / 間葉-上皮移行 / 間葉-上皮移行 |
研究成果の概要 |
間葉-上皮移行が人工多能性幹細胞(iPS細胞)誘導過程で起こることが報告されたことを受けて、本研究ではこの現象を利用して再プログラミング因子(RFs)を有棘細胞癌で発現させた際の作用を検討した。RFsが導入された有棘細胞癌細胞(RICs)は、より強い上皮細胞の特性を獲得し、移動能そして浸潤能が著しく低下した。また、免疫不全マウスへの細胞移植実験ではRICsのリンパ節転移が減弱していた。従って、がん細胞においてもRFs導入により間葉-上皮移行が誘導されて、がん悪性度が低下したと考えた。この様ながん細胞における間葉-上皮移行を理解することは新たながん治療開発に繋がる可能性がある。
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