研究課題
基盤研究(C)
慢性蕁麻疹とは発症後4週以上継続したものを言い、一部は自己免疫が関与するが、多くは原因不明の特発性慢性蕁麻疹(CSU)である。またアレルゲン-IgE系を介した刺激以外にもマスト細胞の刺激因子が想定されており、サブスタンスP (SP)も刺激因子の1つである。我々は本研究を通じてマスト細胞に対する自己抗体である抗FcεRIα鎖抗体がELISA法で検出でき、さらに症状が投薬なしで持続する患者では有意に高くなることを見出した。またCSU患者の病変部でMrgX2の発現が上昇し、MrgX2がヒト皮膚培養マスト細胞のSPに対する応答性の責任受容体であることを明らかにした。
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