研究課題/領域番号 |
25461753
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
小俣 直人 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (30334832)
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研究分担者 |
清野 泰 福井大学, 高エネルギー医学研究センター, 教授 (50305603)
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研究協力者 |
水野 智之 福井大学, 医学部病態制御医学講座精神医学領域, 協力研究員
丸岡 伸行 福井大学, 医学部病態制御医学講座精神医学領域, 協力研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 亜鉛欠乏 / 社会的隔離 / うつ様状態 / 躁様状態 / ノルエピネフリン / 神経可塑性 / うつ / 不安 |
研究成果の概要 |
実験動物(ラット)に対して亜鉛欠乏(zinc deficiency, ZD)や社会的隔離(social isolation, SI)を負荷したところ、 ZDやSI単独では不安様行動やうつ様行動が増加したが、同時負荷ではそれはかえって減弱した。また、ZDやSI単独の負荷では青斑核におけるNEトランスポーターの発現や海馬における脳由来神経成長因子の発現が低下し、同時負荷によりこれらの傾向がより顕著となった。以上より、ZDやSI単独の負荷ではうつ状態となるが、同時負荷では躁状態となる可能性があること、また、これらの行動変化にはNE神経系や神経可塑性の障害が関与している可能性があることが示唆された。
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