研究課題/領域番号 |
25461778
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
芳野 浩樹 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (10347560)
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連携研究者 |
牧之段 学 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (00510182)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 前頭葉 / 社会経験 / 興奮性 / 神経細胞 / 発達 / 前頭前野 / h-current / 錐体細胞 / 社会的経験 / 社会的隔離 / 興奮性後シナプス電流 / 膜興奮性 / 内側前頭前野 / 興奮性シナプス伝達 |
研究成果の概要 |
幼少期の社会的経験が脳の発達、特に前頭葉の発達にどのように影響を与えるかについて調べるために、生後21日から35日の間に隔離飼育されたマウスと集団で飼育されたマウスが、 成体となった後に取り出した脳の内側前頭前野の第五層という領域にある錐体細胞といわれる神経細胞の電気活動を比較した。集団飼育されたマウスと比較して隔離飼育されたマウスにおいて、この錐体細胞の興奮性が低下し、またこの錐体細胞に入力してくる興奮性神経伝達の頻度が低下していることがあきらかとなった。この錐体細胞は2群に種類分けすることができ、一方の種類においてのみ、隔離飼育による影響がみられることがあきらかとなった。
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