研究課題/領域番号 |
25461913
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
江島 泰生 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (70423233)
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研究分担者 |
佐々木 良平 神戸大学, 医学部附属病院, 教授 (30346267)
吉田 賢史 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (80351906)
宮脇 大輔 神戸大学, 医学(系)研究科, 助教 (30546502)
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研究協力者 |
大須賀 彩希
犬伏 祥子
椋本 成俊
赤坂 浩亮
清水 康之
内田 玲
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 放射線治療 / 抗酸化物質 / 放射線防護 / 放射線腫瘍学 / 消化管防護 |
研究成果の概要 |
より強力な放射線治療を行うために正常組織の防護は重要な課題である.我々は抗酸化作用をもつ還元型コエンザイムQ10に着目し,その放射線防護作用についてマウス腸管を用いて研究を行った.還元型コエンザイムQ10は放射線照射によって発生する活性酸素を減少させることでマウス小腸絨毛の放射線障害を減弱し,陰窩細胞のアポトーシスを減少させた.一方,癌細胞に対するコエンザイムQ10の効果は,正常細胞とは対照的に活性酸素発生を増加させて細胞の生存率を減弱させることが示された.さらに,メタボロミクス解析によってタウリンが腸管の放射線障害のバイオマーカーとなる可能性が示唆された.
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