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自然免疫反応増強のメカニズム解析と臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 25461949
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関広島大学

研究代表者

徳本 憲昭  広島大学, 大学病院, 病院助教 (90564980)

研究分担者 田邊 和照  広島大学, 医歯薬保健学研究院, 講師 (40379847)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2013年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードNK細胞 / TRAIL / HSP70 / 絶食刺激 / exosome / 自然免疫能増強
研究概要

NK細胞が免疫反応や抗腫瘍効果に重要な役割を果たしていることは周知の事実である。平成22年度科学研究費による研究において、絶食条件がNK細胞のフェノタイプ変化を引き起こし、TRAILを介した自然免疫能増強を引き起こす可能性をマウスの実験により示した。本研究は絶食によるNK細胞活性増強のメカニズムを解明し、その調節因子を明らかとすることによりNK細胞を中心とした自然免疫を制御し、周術期感染管理や腫瘍免疫に応用することが目的である。
Heat Shock Protein (HSP) 70とNK細胞活性変化の検討
B6マウスでは絶食により肝内リンパ球分画が変化し、NK細胞のTRAIL発現フェノタイプ変化が起こることを明らかとした。また肝組織から抽出した蛋白のWestern Blot解析からHSP70がNK細胞活性増強因子として作用している可能性が示唆された。
i)細胞傷害性試験
絶食マウス肝還流リンパ球を用いYAC-1、Hepa1-6をターゲットとした細胞傷害性試験を行い、絶食刺激がNK細胞のTRAILを介した細胞傷害性が亢進することを確認した。   ii)HSP70(rHSP70)が摂食マウス肝還流リンパ球に与える影響の確認         摂食マウス肝還流リンパ球をrHSP70添加下に培養し、フローサイトメトリー行いフェノタイプを確認した。rHSP70添加ではNK細胞のフェノタイプ変化は引き起こせなかった。可溶性HSP70はNK細胞に影響を与えることが出来ず、HSP70を含有するexosomeが関与する可能性が考えられた。
今後、肝組織よりexosome抽出しHSP70が含まれていること、ならびに絶食刺激により増強することを示す予定である。また絶食刺激下の肝組織由来exosome(HSP70多い)とNK細胞を培養することにより、NK細胞のフェノタイプ変化、細胞傷害性を検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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