研究課題/領域番号 |
25461965
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
平方 敦史 日本医科大学, 医学部, 助教 (40468765)
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研究分担者 |
山田 和彦 鹿児島大学, 医用ミニブタ・先端医療開発研究センター, 教授 (40241103)
佐原 寿史 鹿児島大学, 医用ミニブタ・先端医療開発研究センター, 准教授 (90452333)
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連携研究者 |
清水 章 日本医科大学, 医学部, 教授 (00256942)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 移植・再生医療 / 肺移植 / 腎移植 / マージナルドナー / 臓器保護 / 前臨床実験 / ミニブタ / 一酸化炭素 / トランスレーショナルリサーチ / 虚血再灌流障害 |
研究成果の概要 |
一酸化炭素COの細胞保護効果が知られるなか、有毒ガスCOの臨床応用には大動物による検討が必須であると考え、CO吸入による肺IRI抑制効果や、移植肺生着延長効果を大動物で初めて報告した。今回、臨床移植医療での応用性が高い手法を開発する前臨床大動物実験として、1)脳死ドナーに対するCO投与効果、2)ドナー灌流保存中のCO投与効果を検討した。実験の結果、脳死ドナー投与のみで肺移植モデルでは有意な生着延長効果が得られ、またドナー灌流保存時のCO投与によるIRI抑制効果を示した。一方、腎臓では肺と同様の効果は得られず、臓器間での有効なCO投与法や量が異なる可能性など、今後の検討課題が明確となった。
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