研究課題/領域番号 |
25462010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
森 隆弘 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00323030)
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研究分担者 |
千葉 奈津子 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (50361192)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 食道扁平上皮癌 / BAP1遺伝子 / 脱ユビキチン化 / 癌化 / BAP1 / がん抑制遺伝子 |
研究成果の概要 |
食道癌におけるBAP1遺伝子変異およびBAP1遺伝子を含む染色体領域の欠失を初めて確認した。F170I変異例ではBAP1遺伝子座が広汎にLOHを来していることが確認され、両alleleとも不活性化していた。HCF1を基質として脱ユビキチン化能を評価し、wildに比べて有意に低下していた。自己脱ユビキチン化能も評価し、低下していた。wildでは核内に存在しているのに対し、F170Iは細胞質に存在していることが確認した。マイクロアレイ解析で、wildとF170Iでは癌化経路に関係する遺伝子発現に有意な差が認められた。切除標本において、食道扁平上皮癌の約40%にBAP1陰性例があることを確認した。
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