研究課題/領域番号 |
25462015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
伏田 幸夫 金沢大学, 医学系, 准教授 (10301194)
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研究分担者 |
原田 真市 金沢大学, 医学系, 助教 (90272955)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 胃癌 / 腹膜播種 / 腫瘍浸潤マクロファージ / 線維化 / α1酸性糖蛋白 / パクリタキセル / エリスロマイシン / 癌微小環境 / 腫瘍関連マクロファージ / 胃癌腹膜播種 / 癌性腹水 / α1-酸性糖蛋白 (AGP) / TLR4 / α1酸性糖蛋白 (AGP) |
研究成果の概要 |
まず、胃癌腹膜播種におけるM2マクロファージの機能解析を行ったところ、播種患者では大量のM2マクロファージが腹腔内に存在した。M2マクロファージと胃癌細胞株をヌードマウスに移植すると、胃癌細胞単独よりも有意に腫瘍サイズが増大した。 次いで、癌性腹水中に存在するα1酸性糖蛋白 (AGP)は全身投与されたパクリタキセルが腹水中に移行した際に結合し、その抗腫瘍効果を阻害する。エリスロマイシンはAGPと競合し、濃度依存性にパクリタキセルを再活性化させる。マウス腹膜播種モデルにおいて、パクリタキセル単独投与に比較し、エリスロマイシン併用群は有意に腫瘍増殖抑制効果を認めた。
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