研究課題/領域番号 |
25462041
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
柴尾 和徳 産業医科大学, 医学部, 講師 (10330987)
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研究分担者 |
日暮 愛一郎 産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (20289581)
山口 幸二 産業医科大学, 医学部, 特任教授 (50191226)
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連携研究者 |
又吉 信貴 産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (00721630)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | IP3 レセプター / カルシウムシグナリング / 細胞増殖 / 胃癌 / イノシトール3リン酸 / アポトーシス / 予後 / InsP3R |
研究成果の概要 |
イノシトール3リン酸レセプター(IP3Rs)には1型から3型の3種類のサブタイプが存在しているが、ヒト胃癌組織における検討はなされていないので今回検討した。1型IP3Rは上皮(非癌部、癌部)で発現していなかった。2型IP3Rは非癌部では胃底腺領域に発現し、癌部でも様々な程度で発現を認めた、3型IP3Rは非癌部では胃小窩の頂端膜側(apical membrane)に発現し、癌部では様々な程度で発現を認めた。生存分析で3型IP3Rは予後規定因子とならなかったが、2型IP3RはTNM分類と共に独立した予後規定因子となった。IP3R発現はヒトがん治療における新しいターゲットとなる可能性が示唆された。
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