研究課題/領域番号 |
25462099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
新田 英利 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (90555749)
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研究分担者 |
馬場 秀夫 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (20240905)
中原 修 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (40583042)
別府 透 熊本大学, 医学部附属病院, 特任教授 (70301372)
高森 啓史 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (90363514)
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研究協力者 |
甲斐田 剛圭 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 補体C5a / C5a受容体 / 胃癌浸潤・転移 / 胃癌 / 補体 / 浸潤 / 肝転移 / C5aR / 浸潤、転移 |
研究成果の概要 |
補体C5aの受容体であるC5aRはさまざまな生理活性を有しているが、癌においては未だ不明な点が多い。そこで胃癌におけるC5a受容体(C5aR)の機能解析を行った。胃癌細胞株はC5aRの発現を認め、C5aにより有意に浸潤能・細胞運動が亢進し、Filopodia形成などの細胞形態の変化が誘導された。これらの浸潤能・細胞形態変化はRhoAの活性化を介していることを明らかにした。臨床検体を用いて解析を行った結果、C5aR高発現胃癌症例は有意に予後不良であった。 以上よりC5aRは胃癌の浸潤・転移に関与している可能性があると考えられ、これらをターゲットとした新しい胃癌治療の確立が期待できる。
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