研究課題/領域番号 |
25462117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
宮坂 義浩 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40507795)
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研究分担者 |
田中 雅夫 九州大学, 医学研究院, 教授 (30163570)
仲田 興平 九州大学, 大学病院, 特別教員 (30419569)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 膵癌 / 膵星細胞 / 細胞外マトリックス / 低酸素 / PLOD2 / 線維構築 |
研究成果の概要 |
ヒト膵癌切除組織より樹立した膵星細胞から三次元細胞外マトリックスを作成した。低酸素下ではマトリックス線維の平行性は増加し、マトリックス上で癌細胞を培養すると、平行な線維の割合が多いほど、癌細胞の運動の直線性は増加した。低酸素下で増大するマトリックスリモデリング因子のひとつとしてPLOD2を見出した。PLOD2抑制膵星細胞より作成したマトリックスは、線維の平行性は減弱した。 膵癌浸潤能増強の機序の一つとして、癌間質リモデリングによる易浸潤性の微小環境形成がある。低酸素下による癌間質リモデリング遺伝子として膵星細胞のPLOD2が同定でき、PLOD2を標的とすることで膵癌の浸潤抑制が期待される。
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