研究課題/領域番号 |
25462135
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大島 英揮 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (40378188)
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研究分担者 |
藤本 和朗 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (70644665)
碓氷 章彦 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (30283443)
成田 裕司 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (60378221)
岡田 正穂 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20566989)
八神 啓 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (60721818)
末永 啓人 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (80718312)
緒方 藍歌 名古屋大学, 医学系研究科, 研究員 (70718311)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 心筋梗塞 / 心室中隔穿孔 / 温度応答性ポリマー / ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)ポリマー / 組織学的評価 |
研究成果の概要 |
心筋梗塞後心室中隔穿孔をより確実にパッチ修復するために温度応答性ポリマーを用いた手術法を開発した。中隔穿孔を生じた梗塞心筋は非常に脆弱で有りパッチを縫合しても断裂する可能性が高い。本研究では梗塞心筋に温度応答性ポリマーを注入することによってその脆弱性を改善し縫合に耐えうる組織強度を回復させた。in-vitro試験では、ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)ポリマーを注入することによって3倍の組織強度が得られることが判明し、ラット梗塞心筋へ同ポリマーを注入しePTFEパッチを縫合すると縫合ラインでの経時的な組織の菲薄化や断裂損傷が抑制された。
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