研究課題/領域番号 |
25462162
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
桂 春作 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (40457304)
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研究分担者 |
濱野 公一 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60263787)
細山 徹 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (20638803)
李 桃生 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 教授 (50379997)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 細胞移植治療 / 末梢血単核球 / 低酸素プレコンディショニング / 前臨床試験 / 重症下肢虚血 |
研究成果の概要 |
末梢血単核球(PBMNCs)は虚血下肢の血管新生を誘導する強力な細胞移植ツールであるが、従来の移植方法では重症下肢虚血患者における治療効果は軽微である。本研究では、PBMNCsに対する低酸素プレコンディショニング法が下肢虚血の有効な治療手段となり得るかを自家細胞移植系で検証した。結果、低酸素で刺激したウサギPBMNCsは細胞機能が賦活化された。また、低酸素処理したPBMNCsをウサギ下肢虚血モデルへ自家移植すると、血管新生促進と血流改善が生じた。これらの結果は、低酸素プレコンディショニング法が虚血組織における移植細胞の生着性の向上や血管新生促進を誘導する有用性の高い手法であることを示している。
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