研究課題/領域番号 |
25462178
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
滝沢 宏光 徳島大学, 大学病院, 講師 (90332816)
|
研究分担者 |
近藤 和也 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 教授 (10263815)
先山 正二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 准教授 (60291986)
梶浦 耕一郎 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 助教 (60596253)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | 肺癌 / 胸膜浸潤 / 蛍光診断 / 5-ALA / 自家蛍光 |
研究成果の概要 |
術中の胸膜浸潤診断に自家蛍光を用いることで正診率が向上することを示した.蛍光内視鏡所見とHE染色標本の蛍光顕微鏡所見は,胸膜浸潤部位において同様の所見を呈しており,肺癌の胸膜浸潤部における自家蛍光減弱は癌の浸潤性を反映している可能性を組織学的に示すことができた.胸膜の自家蛍光の変化にcollagenⅠ, fibronectinが関与している可能性がある.肺癌切除症例を対象とした後ろ向き検討では,リンパ節転移は胸膜浸潤症例で有意に多く,胸膜浸潤症例にスキップ転移も多いことが示された. 術中に胸膜下に注入したICGの蛍光を観察することで,スキップ転移経路を可視化できる可能性も示すことができた.
|