研究課題
基盤研究(C)
受容体型チロシンキナーゼanaplastic lymphoma kinase(ALK)は、染色体転座により活性化し肺癌(ALK肺癌)を引き起こす。ALK阻害薬は著効を示すが耐性化するため、セカンドラインの治療標的をALK肺癌に生じたゲノム異常を指標に探索した。その結果、ゲノム欠失およびDNAメチル化によりALK肺癌において発現低下する新規標的候補分子を同定した。ALK肺癌においてこの分子の発現を回復させると、細胞の増殖は抑制されたため、新たな治療標的となる可能性が考えられた。
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Br J Cancer.
巻: 109 ページ: 1100-1108
Lung Cancer
巻: 82 ページ: 282-287