研究課題/領域番号 |
25462196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宮田 義浩 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 准教授 (50397965)
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研究分担者 |
岡田 守人 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (70446045)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 悪性胸膜中皮腫 / 低酸素 / メタボローム / HIF 1α / glucose transporter 1 / PET |
研究成果の概要 |
我々は悪性胸膜中皮腫(MPM)における化学療法前後での薬剤耐性、低酸素応答機構に関与するバイオマーカーの発現について解析した。当科で採取・保有しているMPM症例の術前化学療法前後の検体を用いて低酸素応答関連分子、化学療法感受性分子、癌幹細胞マーカーの定量的評価を行った。低酸素応答関連分子であるHIF-1 ,Glut-1に関しては予後との相関関係を認めなかったが、DHFR高発現症例の予後は有意に良好であった。癌幹細胞マーカーMerlinについては免疫染色スコアが34%の検体で低値であり、その予後を反映していた。以上の所見はMPM治療戦略決定に有用と考えられる。
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