研究課題/領域番号 |
25462204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 健一 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (90634973)
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研究分担者 |
中川 敦寛 東北大学, 大学病院, 助教 (10447162)
鷲尾 利克 国立研究開発法人産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジー研究部門, 主任研究員 (40358370)
荒船 龍彦 東京電気大学, 理工学部, 助教 (50376597)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脳血流 / 大脳半球循環時間 / クモ膜下出血 / 脳血管攣縮 / 遅発性脳虚血 / 内頚動脈閉塞 / 後方視的研究 / 英文雑誌報告 / 学会発表 |
研究成果の概要 |
治療目的に内頚動脈を閉塞することの可否判断に、バルーンカテーテルを用いた内頚動脈遮断試験が施行される。本試験では、内頚動脈遮断時の脳血流測定と症状出現の確認が必要とされていたが、本研究では閉塞時の脳血管撮影上の造影剤循環時間の半球間差が、脳血流の半球間比に有意に相関することを証明した。これにより内頚動脈遮断試験を簡略化することができた。カテーテル血管検査所見より血流量を推定する本手法は他疾患の病態把握にも有用である。 クモ膜下出血後の遅発性脳虚血は後遺症の主要因である。本研究では、クモ膜下出血後脳血流の時間的、空間的変化をリアルタイムに評価することが遅発性脳虚血予防に有効であることを証明した。
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