研究課題/領域番号 |
25462244
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
岩立 康男 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70272309)
|
研究分担者 |
田村 裕 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (50263174)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 脳腫瘍 / グリオーマ / 光線力学療法 / 抗腫瘍免疫 / ICG / リポソーム / CD8 / 温熱療法 / ICG-Liposome / glioma / 抗原提示 / CTL |
研究成果の概要 |
我々は、ICG-リポソームを光感受性物質として設計開発し、近赤外線照射によって熱誘導と活性酸素を産生することを確認した。 今回の一連の研究から、①ラット脳腫瘍モデルの静脈内に投与した場合に脳腫瘍局所に1週間以上集積、②近赤外光照射による熱産生、③脳腫瘍の増大抑制効果、④脳腫瘍ラットの生存期間延長、⑤組織学的に広範な壊死が存在、⑥TUNEL法によるアポトーシス細胞の出現、⑦脳腫瘍へのCD8+Tリンパ球の集積、⑧ヌードラットにおいて上記治療効果がみられないこと、などを明らかにした。これらの結果から、本システムが非常に強く脳腫瘍局所での特異的免疫反応を惹起することが明らかとなった。
|