研究課題/領域番号 |
25462247
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
藤井 幸彦 新潟大学, 脳研究所, 教授 (40283014)
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研究分担者 |
福多 真史 新潟大学, 脳研究所, 非常勤講師 (00361907)
中田 力 新潟大学, 脳研究所, 特任教授 (50281720)
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連携研究者 |
松澤 等 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (70303170)
平石 哲也 新潟大学, 脳研究所, 助教 (80515734)
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研究協力者 |
青木 洋
倉部 聡
塚本 佳広
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脳腫瘍 / 脳機能再構築 / fMRI / NIRS / 新規治療 / 機能的再構築 / TMS / 新規治療法 |
研究成果の概要 |
運動機能では、機能的MRlにより、脳腫瘍患者の腫瘍と対側の掌握運動時に、腫瘍側の感覚運動野の賦活部位の変位を認め、更には、腫瘍対側の小脳賦活の有意な増強を認めた。小脳においても脳機能再構築が起こりえることを捉えた。言語機能では、近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)を用いて、術中にBroca運動性言語領域を刺激し、Wernicke感覚性言語領域でNIRSの変化を観察できた。言語領域皮質間の刺激伝搬の視覚化に成功した。これらの世界初の新知見は、脳機能再構築のメカニズムの解明に繋がり、延いては脳機能再構築に基づいた脳腫瘍の新しい手術治療法開発の可能性を示唆した重要な研究成果となった。
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