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In vivo 光イメージングを利用した膠芽腫幹細胞の破綻環境の探索

研究課題

研究課題/領域番号 25462265
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関愛媛大学

研究代表者

原田 広信  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (20335897)

研究分担者 大西 丘倫  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70233210)
井上 明宏  愛媛大学, 医学部附属病院, 助教(病院教員) (20593403)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2013年度)
配分額 *注記
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワードOct-3/4 / cancer stem cell / 血管新生阻害剤 / in vivo 光イメージング / HIF-1α / VEGF
研究概要

本研究は、血管新生阻害剤が悪性神経膠腫の腫瘍幹細胞性破綻に与える影響を解明することで革新的な膠芽腫治療の開発を行うことを目的としている。以下、H25年度の研究計画に沿って本年度の研究進渉状況および研究成果について記載する。まず、ヒト膠芽腫細胞株(T98G、U251)およびヒト悪性神経膠腫摘出組織由来の初代培養細胞株を用いてOct-3/4遺伝子を過剰発現させた細胞株(GB-Oct-3/4)を樹立した。引き続いて、同細胞株を用いて悪性神経膠腫の治療抵抗性に関わる因子(浸潤能、遊走能、血管新生能、薬剤耐性能)についての評価を行い、Oct-3/4が悪性神経膠腫の治療抵抗性に関与している事実を明らかにした。さらに、同細胞株より自己複製能、多分化能、腫瘍形成能を有するOct-3/4陽性の腫瘍幹細胞を単離、NOD-SCID mouseを用いた脳内移植モデルを作成し、in vivoにおける同細胞株の動態を病理学的に解析すると、Oct-3/4陽性細胞は腫瘍辺縁部分に局在して存在する傾向があることが明らかになった。なお、同部位ではHIF-1αおよびVEGFなどの血管新生因子の発現性が高いことも明らかとなり、血管新生阻害を行うことが腫瘍幹細胞の幹細胞性破綻につながる可能性が示唆された。そこで、今後はin vivo光イメージングを用いた詳細な細胞動態解析を行うと共に、Oct-3/4陽性腫瘍幹細胞の血管新生機構への関与を検討することを計画している。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 膠芽腫におけるOct-3/4のMGMT発現誘導機序への関与

    • 著者名/発表者名
      井上 明宏、その他
    • 学会等名
      第31回日本脳腫瘍病理学会
    • 発表場所
      東京KFC Hall 国際ファッションセンター
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] Oct-3/4と膠芽腫に対するtemozolomide治療効果との関連性

    • 著者名/発表者名
      井上 明宏、その他
    • 学会等名
      社団法人日本脳神経外科学会 第72回学術総会
    • 発表場所
      横浜 パシフィコ横浜
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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