研究課題/領域番号 |
25462274
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
黒田 順一郎 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (90536731)
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研究分担者 |
倉津 純一 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (20145296)
中村 英夫 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (30359963)
秀 拓一郎 熊本大学, 医学部附属病院, 診療講師 (40421820)
篠島 直樹 熊本大学, 医学部附属病院, 寄附講座教員 (50648269)
矢野 茂敏 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (60332871)
牧野 敬史 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (90381011)
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研究協力者 |
松村 保広
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | brain tumor / drug delivery system / tissue factor / antibody / ADC / drug delivery / DDS / 血管透過性 / 悪性グリオーマ / モノクローナル抗体 / ドラッグデリバリーシステム / がんと凝固 / fibrin / monoclonal antibody |
研究成果の概要 |
DDS製剤の悪性脳腫瘍治療への臨床展開を目的として脳腫瘍細胞因子と腫瘍組織環境因子に着目して基礎的検討を行った。標的とする因子は悪性腫瘍に血液凝固異常が多発することから外因系凝固のトリガー分子である組織因子を選定し、抗組織因子モノクローナル抗体を用いた薬剤送達法を検討した。先ず、神経膠腫臨床検体の免疫染色を行い悪性度が高まるにつれ組織因子が高発現することを確認した。次に膠芽腫細胞株を皮下移植した動物実験を行って抗組織因子抗体が腫瘍に高集積し、正常臓器には集積しないことを確認した。硬組織因子抗体に抗癌作用を持つ薬剤を付加した抗体薬剤複合体への展開が期待される。
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