研究課題/領域番号 |
25462343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
横内 雅博 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 講師 (80359976)
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研究分担者 |
前田 真吾 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 特任准教授 (60353463)
小宮 節郎 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30178371)
石堂 康弘 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 特任准教授 (10300740)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 軟骨肉腫 / 内軟骨腫 / TGF-b / 分化度 / 鑑別分子マーカー / TGF-β / PEG10 |
研究成果の概要 |
軟骨肉腫と良性の内軟骨腫は病理組織像がよく似ているので、その鑑別診断が整形外科腫瘍医のジレンマである。鑑別分子マーカーの同定が喫緊の課題であり、悪性度と反比例する分化度に関連する可能性もある。我々は軟骨分化に重要な役割を果たすTGF-bシグナルに着目し、下流伝達因子SMAD2/3の活性を免疫組織染色で検討し、軟骨肉腫グレード2、1、内軟骨腫の順でTGF-bシグナル量が多い事がわかった。そしてTGF-bシグナルの下流でPEG10遺伝子が発現低下する事、TGF-bシグナルと逆に内軟骨腫、グレード1、2、3の順で発現が高い事を発見した。両者の反比例関係は軟骨肉腫鑑別に役立つ事が期待される。
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