研究課題/領域番号 |
25462398
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田口 典子 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (90569774)
|
研究分担者 |
中山 慎 筑波大学, 医学医療系, 講師 (60596443)
|
連携研究者 |
田中 誠 筑波大学, 医学医療系, 教授 (50236634)
|
研究協力者 |
井坂 由美
中村 貴子
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 蘇生後脳症 / 全脳虚血 / フルオキセチン / 心肺停止 / 神経保護 / 神経新生 |
研究成果の概要 |
うつ病の治療薬であるセロトニン再取り込み阻害薬には、神経保護作用、神経新生作用があると指摘されており、脳梗塞後の神経障害を軽減する可能性がある。しかし、心停止後の脳障害に対する効果については明らかではない。また、実験的に短時間は神経保護作用を認める薬剤でも、長期的には保護作用を有さない場合がある。我々はマウスの心肺停止モデルを用い、セロトニン再取り込み阻害薬の一種であるフルオキセチンの長期的神経保護作用の有無について検討した。フルオキセチンは心肺蘇生7日後までは神経細胞の減少を軽減したが、14日後ではその効果は消失していた。しかし、新生神経細胞の増加を認め、記憶力の障害が抑制された。
|