研究課題/領域番号 |
25462408
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
石和 大 横浜市立大学, 医学研究科, 客員准教授 (30457858)
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研究分担者 |
安藤 富男 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (00193110)
紙谷 義孝 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任教授 (90381491)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 麻酔薬 / 幼若脳 / アポトーシス / KCC2 / 神経伝達物質 / プロポフォール / ブメタニド |
研究成果の概要 |
多くの麻酔薬が幼若脳に広範なアポトーシスを生じることが報告されているが、その機序の全容は明らかではない。GABAA受容体は幼若脳では脱分極性の反応を生じ、GABAA受容体刺激作用のある麻酔薬は、興奮作用を示す可能性がある。私たちはCl-共輸送担体によるCl-排泄機構の変化およびそれに伴うGABA受容体の脱抑制が細胞毒性に関与しているのではないかと考えた。 実験の結果、①未成熟期にミダゾラム投与を行い、成長期以降に社会的行動が阻害された、②組織学に脳機能への影響を包括的に評価した、③Cl-共輸送担体の一つであるKCC2の選択的活性化薬剤であるCLP290を投与することで、これらの現象が抑制された。
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