研究課題/領域番号 |
25462410
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
加古 英介 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (70464576)
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研究分担者 |
笹野 寛 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20215742)
祖父江 和哉 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90264738)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 再生医療 / 白質傷害 / 小児 / 周術期 / 白質脳症 / オリゴデンドロサイト / オリゴデンドロサイト前駆体 / 脳傷害 / 新生児 |
研究成果の概要 |
小児の周術期における脳白質傷害は頻度が高いが、治療法はない。まず、新生児マウスを用いた脳白質傷害モデルを作成した。幼弱脳では、脳虚血によりオリゴデンドロサイト前駆体細胞(oligodendrocyte progenitor cell:OPC)が、虚血部位に移動するが、分化しないことがわかった。そこで、分化促進因子としてアシアロエリスロポイエチン(EPO)を採用した。培養細胞と脳白質傷害モデルにおいて、EPOによりOPCのオリゴデンドロサイトへの分化が促進した。脳虚血による白質傷害の治療法として、自己再生能の活性化によるOPC移動とEPOによる分化促進は、臨床応用の可能性がある。
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