研究課題/領域番号 |
25462411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
幸村 英文 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (20347404)
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研究分担者 |
笹野 寛 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20215742)
祖父江 和哉 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90264738)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脳浮腫 / アクアポリン / 脳虚血 / アストロサイト |
研究成果の概要 |
脳浮腫の発症の機序は複雑であり、いまだ明確な回答はない。水チャネルであるアクアポリン(AQP)のうちAQP4は、発症あるいは回復における重要性が示唆されている。一方、AQP9は脳内には軟膜、海馬、白質などに存在し、詳細な検討によりアストロサイトに比較的発現していることがわかった。培養アストロサイトにおける発現は、P38PAMKとPKAを介して発現上昇、PKCを介して低下した。低酸素により、AQP9は低下し、再酸素しても発現は低下した。ラット中大脳動脈結紮モデルにおいて脳のAQP9の発現は増加傾向であった。AQP9の発現調節機構が明らかとなったため、脳浮腫の治療標的になりうる。
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