研究課題/領域番号 |
25462450
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
高橋 徹 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (40252952)
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研究分担者 |
森松 博史 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (30379797)
荻野 哲也 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (90252949)
清水 裕子 岡山大学, 医学部, 客員研究員 (80423284)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 急性肺傷害 / 出血性ショック / ビリベルジン / 炎症 / 酸化ストレス / 酸化的DNA損傷 / 抗炎症作用 / 抗酸化ストレス作用 / 出血性ショック蘇生 / Heme Oxygenase-1 / 一酸化炭素:CO / COヘモグロビン / CO releasing molecule / 周術期管理学 / 8-OHdG / 炎症性サイトカイン |
研究成果の概要 |
出血性ショック蘇生は肺の炎症を引き起こし急性肺傷害(ALI)をきたす。ヘム代謝産物であるビリベルジンは抗炎症作用、抗酸化作用を示す。われわれは、ラット出血性ショック蘇生モデルにおけるALIに対するビリベルジン静脈内投与の効果について検証した。出血性ショックによって、肺の組織傷害度スコア、細胞浸潤、肺重量、炎症性メディエータの発現、DNA酸化損傷マーカー発現のいずれも有意に増加していた。これに対して、ビリベルジン投与群では、上記いずれの値も全て改善が認められた。出血性ショック蘇生後肺傷害に対するビリベルジン投与は抗炎症・抗酸化用を介して肺保護作用を示すと考えられた。
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