研究課題/領域番号 |
25462481
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
松本 洋明 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (60610673)
|
研究分担者 |
松山 豪泰 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70209667)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 腎細胞がん / AMPK / メトホルミン / mTOR阻害剤 / チロシンキナーゼ阻害剤 / 併用療法 / エベロリムス / mTOR経路 |
研究成果の概要 |
腎細胞がんの薬剤耐性の克服のため、メトホルミン(Met)と分子標的治療薬との相乗効果を検討した。細胞株にてエベロリムス、アキシチニブ(Axi)、Metはそれぞれ濃度依存性に細胞増殖抑制効果を示し、特にA498においてMetの増殖抑制効果は高く、Axiとの併用で相乗効果を認め、有意にアポトーシス増強効果を示した。また、AMPK発現が上昇し、mTOR発現が抑制された。マウスモデルでは併用療法は相乗的に腫瘍増殖抑制を示し、VEGFの発現低下と腫瘍血管密度低下を認めた。 Metと分子標的治療薬との併用はAMPK/mTOR経路を介した新たな癌治療戦略となりうる。
|