研究課題/領域番号 |
25462499
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
魏 民 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70336783)
|
研究分担者 |
玉田 聡 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (20382179)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 膀胱癌 / 炭酸脱水酵素2阻害薬 / 炭酸脱水酵素2阻害剤 / carbonic anhydrase 2 / urinary bladder cancer / Invasion |
研究成果の概要 |
浸潤性膀胱癌において炭酸脱水酵素2(CA2)の発現増加が明らかになった。BBN誘発マウス膀胱癌モデルを用いて、CA 阻害薬であるAcetazolamide (Ace)の浸潤抑制効果について検討した結果、BBN単独群と比較して膀胱癌の発生頻度はBBN→Ace+Cisplatin (Cis)群で有意に低下した。また、BBN単独群と比較してBBN→Ace群及びBBN→Ace+Cis群では、筋層浸潤性膀胱癌の発生頻度及び数が有意に抑制された。以上より、Aceと従来の抗癌剤であるCisを併用することにより膀胱癌の浸潤抑制効果が認められた。Aceがヒト浸潤性膀胱癌において臨床応用できる可能性が示唆された。
|