研究課題
基盤研究(C)
本研究では、新生児低酸素性虚血性脳症のモデル動物の障害対側大脳の急性期網羅的遺伝子発現解析を行った。その結果は、障害後1時間では、炎症反応が誘導され、24時間後、その多くが沈静化すると同時に誘導された炎症反応が進行すること、障害後1時間後、24時間後に神経障害が一部進行していることなどを示唆するものと考えられた。同疾患モデルにおいて、障害対側大脳も重要な解析対象であると考えられた。