研究課題/領域番号 |
25462592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
橋本 香映 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90612078)
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研究分担者 |
澤田 健二郎 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (00452392)
馬淵 誠士 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00452441)
磯部 晶 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60397619)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 子宮内膜症 / 接着因子 / 接着 |
研究成果の概要 |
子宮内膜症間質細胞の膜タンパクのiTRAQ法による網羅的解析にて、子宮内膜症検体において正常子宮内膜と比べ高発現な物質の一つとしてVCAM-1が同定された。子宮内膜間質細胞におけるVCAM-1の発現はNF-κBにより調節されておりVCAM-1中和抗体およびIKK阻害剤によるNF-κB活性化阻害により子宮内膜症間質細胞の腹膜中皮細胞への接着が減少することから、内膜症病変形成および進展にVCAM-1が接着因子の一つとして作用していることが示唆された。VCAM-1が子宮内膜症治療における新たな治療標的となり、VCAM-1中和抗体やIKK阻害剤が子宮内膜症の進展を抑制する可能性が示された。
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