研究課題/領域番号 |
25462604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
吉田 昭三 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (40347555)
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研究分担者 |
小林 浩 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40178330)
大井 豪一 近畿大学, 医学部附属病院, 教授 (10283368)
吉元 千陽 (植栗 千陽) 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (00526725)
赤坂 珠理晃 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90526724)
重富 洋志 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20433336)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 卵巣明細胞腺癌 / HNF-1beta / チェックポイント機構 / Chk1 / Claspin / Usp28 / 発癌機序 |
研究成果の概要 |
難治性卵巣明細胞腺癌において転写因子HNF-1betaがDNA損傷チェックポイント機構に重要なChk1のリン酸化活性を維持させ、細胞死の誘導を阻害し抗がん剤抵抗性を示すこと明らかとした。その機序として、HNF-1betaは脱ユビキチン化酵素であるUsp28の過剰発現を介してClaspinの分解を抑制することで、Chk1の自己リン酸化を促進させることが示された。Claspin,Usp28の一過性ノックダウンやChk1阻害剤の併用で、抗がん剤抵抗性が改善されたため、Usp28,Claspin,Chk1は、難治性卵巣明細胞腺癌の新たな治療戦略のターゲットとなる可能性がある。
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