研究課題/領域番号 |
25462615
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
矢内原 臨 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (20349624)
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研究分担者 |
山田 恭輔 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30230452)
高倉 聡 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60256401)
落合 和徳 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20152514)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | IL-6/STAT3シグナル / IL-6受容体 / 卵巣明細胞腺癌 / 卵巣癌 / 明細胞腺癌 / 1IL-6/STAT3シグナル |
研究成果の概要 |
本研究では、卵巣明細胞腺癌 (CCC) におけるIL-6/IL-6R-Stat3シグナルの臨床病理学的な関与及びその分子標的治療の可能性について検討した。同意の得られたCCC84例を対象とした発現検討では、IL-6R高発現が予後不良因子となることが明らかとなった。またCCC細胞株に対する同シグナル抑制実験(siRNA法及び抗IL-6受容体モノクローナル抗体)では、細胞浸潤能の低下及び薬剤感受性の亢進が確認された。以上より、CCCおいて同シグナルは細胞の悪性化に重要な役割を担うことが明らかとなった。またCCCに対する抗IL-6受容体モノクローナル抗体を用いた分子標的治療の可能性が示唆された。
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