研究課題/領域番号 |
25462648
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
平野 隆 大分大学, 医学部, 講師 (20305056)
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研究分担者 |
鈴木 正志 大分大学, 医学部, 教授 (60211314)
川野 利明 大分大学, 医学部, 助教 (30633424)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 慢性中耳炎 / インフルエンザ菌 / 制御性T細胞 / CD25 / CD25 / 中耳炎 |
研究成果の概要 |
今回、抗CD25抗体を用いた制御性T細胞に対する分子標的治療の可能性について検討した。BALB/cマウスを用いたインフルエンザ菌性慢性中耳炎モデルを作成し、抗CD25抗体を3回腹腔内投与し、対照マウスにはリン酸緩衝液(PBS)を腹腔内投与した。中耳炎惹起後8週目に中耳洗浄液と中耳粘膜、頸部リンパ節、脾臓を採取した。中耳洗浄液中の生菌数では、抗CD25抗体処置群ではインフルエンザ菌数の著明な減少を認めた。また抗CD25抗体処置群において、各臓器における制御性T細胞数割合の低下を認めた。抗CD25抗体の全身投与により、制御性T細胞が中耳局所における細菌免疫寛容に関与することが示唆された。
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