研究課題/領域番号 |
25462651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
山中 敏彰 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (90271204)
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研究分担者 |
和田 佳郎 奈良県立医科大学, 医学部, 特任講師 (80240810)
岡本 英之 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (80316075)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 感覚代行技術 / めまい / リハビリテーション / 平衡 / 転倒 / 感覚代行 / 姿勢・歩行 / 前庭代償 / 舌 |
研究成果の概要 |
平衡感覚を舌の触覚で代替する技術を搭載する装置により、前庭障害者の平衡機能が改善するメカニズムを解明するために、三叉神経系と前庭神経系の相互作用について神経薬理学的に検討した。微小透析システムを用いて、三叉神経終末(上歯肉)を電気刺激し、前庭神経核での興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の遊離動向を調べた。上歯肉部への電気刺激により、前庭神経核においてグルタミン酸の遊離量は刺激前より増加する傾向を示した。この遊離亢進は低カルシウム濃度の潅流下で抑制された。以上より、三叉神経核と前庭神経核の間には機能的リンケージが存在し、舌触覚刺激により平衡機能が影響を受けることが推察される。
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