研究課題/領域番号 |
25462692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2013, 2015) 杏林大学 (2014) |
研究代表者 |
今西 順久 慶應義塾大学, 医学部, 講師(非常勤) (80255538)
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連携研究者 |
羽生 昇 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (60365369)
佐藤 陽一郎 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (40624440)
渡部 佳弘 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30445374)
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研究協力者 |
坂本 耕二
藤井 良一
重冨 征爾
大塚 邦憲
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 間葉上皮転換(MET) / 癌幹細胞 / 頭頸部扁平上皮癌 / E-cadherin / Cox2 / Flt-4 / 頸部リンパ節転移 / 多変量解析 / EMT(上皮間葉転換) / 唾液腺癌 / 転写因子 |
研究成果の概要 |
本研究より次の成果を得た。1) 舌扁平上皮癌において,Cox2の発現亢進およびE-cad発現低下と臨床的悪性度の進行との相関が認められ,E-cadherin低発現癌細胞に対する選択的Cox2阻害によりMET誘導を介した抗腫瘍効果が得られた。2) 転写因子Oct3/4とNanogが頭頸部癌細胞における幹細胞マーカーであり,その発現亢進が遊走能・浸潤能の亢進を介して後発頸部リンパ節転移に寄与していると考えられた。3) Flt-4発現頭頸部癌細胞にVEGF-Cの癌細胞自身に対するautocrine機構が存在し,増殖能・遊走能の制御を介して頸部リンパ節転移を含めた癌の進行に寄与していると考えられた。
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