研究課題
基盤研究(C)
生殖組織移植による生殖機能の再建の可能性は性同一性障害のみならず、腫瘍切除後の再建にも重要なテーマである。同性間の精巣移植においては超微小外科手技による低侵襲移植法を確立し、テストステロン分泌と精子形成がより高い成功率で得られた。卵巣移植においてもエストロゲンの産生と妊孕性を確認した。GFPトランスジェニックラットを用いた実験ではgerm cell traffickingは実証できなかった。陰茎移植手技を確立し今後連続した陰茎精巣同時移植へ改良予定である。