研究課題/領域番号 |
25462832
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
中村 明夫 帝京大学, 医学部, 講師 (70266287)
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研究分担者 |
宮川 誠 帝京大学, 中央動物実験施設, 教務職員 (80398734)
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研究協力者 |
黒崎 くみ子
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 敗血症 / 腎傷害 / β2アドレナリン受容体 / グルココルチコイド / TNF-α / ヒストン / 腎機能 / TNF-α / ヒストン修飾 / ステロイド / 遺伝子導入 / 多臓器障害 / 副腎皮質ステロイド薬 / エピジェネテイクス / 腎臓 / TNFーα |
研究成果の概要 |
β2アドレナリン受容体(β2-AR)とグルココルチコイド(GC)の組み合わせによる抗炎症効果の相加・相乗作用が、敗血症による急性腎傷害(AKI)の防止に有用かどうか検討した。その結果、β2-AR過剰発現の腎臓にGCを投与すると、敗血症による腎機能低下・炎症反応が、cAMP-PKA, CB-1,CD14-TLR4 -TNF-α伝達経路を介して回復できた。さらに循環中のNOとANG II、腎臓ヒストン酵素を調節しTNF-α遺伝子発現転写を抑制することで、生存率が回復した。以上から、β2-ARとGCの組み合わせる療法は、TNF-α細胞内伝達経路を通じて敗血症AKIからの防御効果を示すことを証明した。
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