研究課題/領域番号 |
25462839
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
芝本 利重 金沢医科大学, 医学部, 教授 (90178921)
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研究分担者 |
倉田 康孝 金沢医科大学, 医学部, 教授 (00267725)
利波 久雄 金沢医科大学, 医学部, 教授 (70139773)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | brain circulation / anaphylactic shock / rat / autoregulation / brain blood flow / vascular permeability / brain MRI / edema / Anaphylactic shock / evans blue dye / c-fos / anesthetized rats / アナフィラキシーショック / 脳組織血流量 / 内頚動脈血流量 / 腸間膜動脈血流量 / 出血性ショック / ラット / 脳浮腫 / 喉頭浮腫 / 核磁気共鳴映像法 / 脳水分量 / 肥満細胞 |
研究成果の概要 |
アナフィラキシーショックでの脳血管の病態は不明である。本研究では卵白アルブミンで感作したラットに抗原を静脈内投与してアナフィラキシー低血圧を惹起させて1)脳血管透過性亢進、2)脳浮腫の存在、3)脳血流の自己調節、について実験的に解明した。その結果、Evans blue色素の脳血管外漏出は増加せず、脳血管の蛋白に対する透過性は亢進しなかった。また、脳浮腫はMRI検査と脳水分量測定により検出されなかった。さらに、脳血流量は血圧低下とともに低下し、自己調節は発現しなかった。以上より、ラットアナフィラキシー低血圧では脳の血管透過性亢進と浮腫は発生せず、脳血流量の自己調節はみられないことが示された。
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