研究課題/領域番号 |
25462857
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
小川 郁子 広島大学, 大学病院, 講師 (70136092)
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研究分担者 |
髙田 隆 (高田 隆) 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 教授 (10154783)
北川 雅恵 広島大学, 病院, 助教 (10403627)
宮内 睦美 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 准教授 (50169265)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 唾液腺腫瘍 / 病理診断 / 融合遺伝子 / 粘表皮癌 / 腺様嚢胞癌 / 唾液腺 / 腫瘍 / 転移 / 唾液腺導管癌 / 上皮筋上皮癌 / 多形腺腫由来癌 / CRTC1-MAML2 / Her2/neu / 細胞増殖マーカー |
研究成果の概要 |
多彩な組織像と多様な生物学的態度を示す唾液腺腫瘍の確定診断や悪性度判定に有用なタンパク,遺伝子の変化について融合遺伝子と免疫形質発現を検討し,臨床応用することを目的とした.粘表皮癌では非定型的組織像を呈する症例を対象としてCRTC1/3-MAML2融合遺伝子を調べ,確定診断への有用性が明らかとなった.腺様嚢胞癌ではMYBタンパク発現が多形腺腫との鑑別の補助として利用できる可能性があった.また,RegⅣの過剰発現とそれによるEGFRのリン酸化が転移と関連する傾向にあった.Runx3は,核内発現が低下し,細胞質内での発現が亢進しており,腺様嚢胞癌でも癌抑制遺伝子として作用していることが示唆された.
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